台湾ドラマ「イタズラな恋愛白書〜In Time With You」感想

台湾ドラマ「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜」を久しぶりに観た。

ドラマなのに、リアリティがある。演技が上手いからなのか、撮り方や演出が上手いのか、台湾の雰囲気がそうさせるのか。

主人公チェン・ヨウチンを演じるのは「イタズラなKiss」のアリエル・リン。「イタズラなKiss」の琴子とは全くの別人に見えて演技力の高さを実感。真面目で面倒見が良くて強気なアラサーを演じていて、年齢を重ねたとはいえ、あの琴子とは全然違う人に見える。実家で寛いでいるメガネ姿がすごく可愛いし、人望が厚いあの性格も好き。

チェン・ヨウチンの幼馴染の男の子リー・ダーレンを演じるのは、チェン・ボーリン。笑い方や話し方が独特で、でも自然で、すごくかっこいい俳優さん。リー・ダーレンもかっこよくて仕事もできて、みんなに優しくて、それなのに等身大な感じで本当に素敵な幼馴染役でこんな人近くにいたらいいなと憧れてしまった。

ストーリーとしては、高校の同級生である男女の親友がアラサーになり、二人の関係性が徐々に変化していく姿を描いたもの。二人の関係だけではなく、それぞれの個性的な家族やヨウチンの元カレ、ダーレンの年下の彼女、二人の高校の同級生たちも絡めて様々なエピソードが出てくる。

私が印象的なのは、傷ついたヨウチンがダーレンに電話して泣いていたら、電話を切らずに話しながら台北から台中に駆けつけたシーン。ヨウチンは後輩の男の子に好意を持たれていると思っていて新しい恋愛にワクワクしていたのに、仕事のために利用されていたと知り、ワクワクしていた自分が恥ずかしく自己嫌悪に陥っている。それを励ますダーレンのセリフが素敵すぎる。

主題歌のWeiBird「還是會」も最高で、その他挿入歌もドラマを盛り上げている。

この大好きなドラマの1つ気になるところは、ヨウチンの忘れられない元カレであり、後に復縁する男性。ヨウチンが何故そんなに好きだったのか、そこがあまりわからなかった気がする。

それでも、台湾ドラマをいくつか観てきたが、もし友達に勧めるとしたこのドラマが一番良いかな…

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